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王犬・犬兵衛パニック? 「…なんでここに来たんだろう」 今日何度目か分からないその言葉を僕はつぶやいた。無事入国審査を終え、アウトウェイ国に入国した翌日、に話がさかのぼる。まだ旅の疲れが残ったまま寝ていた朝、いきなり藩王が部屋に押しかけた。 「起きろ、相葉」 「…なんですか、こんな朝早く」 「もう昼前だ!」 「…はえ?」 この相葉という男、普段からのんびりとしているところがある。その気になれば昼過ぎまで平気で寝ているような男である。とはいえ、その中身の人はバイトの時間がまちまちでそこまで寝れない男である。 「ところでお前、犬探しとか得意か?」 「え?…まあ、路銀稼ぎにそういうのやったりしましたけど」 「ならここに行って犬兵衛つれて帰ってこい」 「……はい!?」 そういう理由で今僕は無名騎士藩国のお祭会場にいた。 「…何でここに来たんだろう」 その言葉は周りの喧騒にかき消されてしまうほど弱々しいものであった。 「とはいえ…特長だけあっても、これだけにぎやかだと骨が折れるよなぁ」 周りを見渡せば人、人、人…さすがにこう多くてはネコの子一匹探すのも一苦労しそうだ。とりあえず、観光しながら藩王から渡された王犬・犬兵衛の特徴を確認すべくメモに目を通す。 ―オス、茶と白の豆芝のような雑種に見えない全長40cmのおなかぽっかりとした食い意地のはったマナーの悪い犬。― 「…食い意地が張っているならフードコートかな?それとも屋台か…」 そう考えた時、屋台の一角から悲鳴にも似た声が聞こえる。その声に一斉に周りが振り返る。そこの人ごみを掻き分け、近づくと異臭がした。そしてその中心には探していた犬、犬兵衛がいた。そしてその周りには食べている人には申し訳ないとしか言えないものが所々に転がっている。 「何でこんな…」 と、メモを見ると最後のほうに小さくこう書いてあった。 ―ただし、よく糞をたれるから何かあった時の後始末はお前に任せた― 「……こんなオチありかあぁぁぁぁぁっ!!」 無常な叫びが辺りに響き渡った。 その後、僕は無名騎士藩国に一時拘束され、お祭が終わるまでの間無料奉仕が続いた。 「…なんでこんな貧乏くじを…」 「いつまでもそんな事言ってないで次こっちね」 ちなみに犬兵衛はと言うと、僕の持ち物の中に藩王から預かった無名騎士藩国宛ての書状のおかげで大きな問題になる前に無事本国に帰されている。
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「ここは...?それに拙者は死んだはず...」 赤く染まった空の下で男、井尻又兵衛義俊は困惑していた...又兵衛は元々タイムスリップしてきた野原一家と共に戦に勝利した...しかしその後に流れ弾が飛んできて命を落としていた 「それにこの平安京というところ...俺達の時代よりかなり昔の場所のようだな...」 周りを見渡せば自分がいた時代では見たことない建物ばかりだった、それどころか又兵衛がいた時代よりももっと前にあった場所だった 「しかしあの主催とやら...何を考えているのだ...」 又兵衛は主催に対して怒りを表した、見せしめとして人を殺しさらには殺し合いをしろと言い出した 又兵衛は戦で人を殺したことは何度もある...しかし殺し合いは別だ、殺し合いは仲間だった者を殺さなければいけなくなる...しかし又兵衛は絶対にそんなことはしないと誓った 「ともかく何とかせねば...む?」 周りを見渡すと金髪の少年が座っていた、とりあえずあてもなかったので又兵衛はその少年に声をかけた 「少年、ちょっといいか?」 「え!?誰あんた誰!?もしかして俺殺しに来たの!?俺はまだ死にたくないよ〜〜!!」 「落ち着け!俺は殺し合いに乗ってない!」 ◆◆◆ 「ほ、本当に殺し合いに乗ってないんだな!?信じていいんだな!?」 「案ずるな...そこまで身構えんでも何もせん」 約10分経ってようやく殺し合いに乗ってないことを理解してもらった(まだ少し疑いあるが) そして又兵衛は切り出す 「俺の名を言っておこう、武蔵国春日領の領主、井尻又兵衛義俊だ」 「俺は鬼殺隊の我妻善逸です」 互いに自己紹介すると又兵衛が善逸に質問した 「きさつたい...とやらは何なのだ?」 「え?鬼を滅する組織みたいなものですけど...」 「何を言う、鬼など存在しているわけなかろう」 「いやいるんですよそれが、実際にいるから鬼殺隊っていう組織があるんですし、むしろ又兵衛さんの格好の方が昔の戦国時代らへんの侍って感じなんですけど」 「何を言う?拙者は戦国時代の侍だが?」 「...は?」 又兵衛の言葉に善逸は驚いた 「え?戦国時代の侍ってことはタイムスリップしてきたってこと!?」 「う〜む、分からんが可能性はあるかもしれんな、現に拙者の時代に平成時代の者が来たこともあるからな」 「戦国時代はまだしも平成時代って何!?俺達がいた時代は大正時代なんだけど!?」 「大正時代...?聞いたことない時代だな...」 「てことは本当に又兵衛さん戦国時代の侍なのか...」 善逸は戦国時代にいた侍というのは嘘だと思っていたが大正時代のことを知らないと聞き本当に戦国時代の侍なんだと理解した 侍と鬼殺隊員...それぞれ刀を使って戦う二人の行く末は如何に... 【井尻又兵衛義俊@クレヨンしんちゃん】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本行動方針 脱出する方法を探す 1 善逸殿と行動する 2 鬼殺隊...変わった組織もあるのだな 3 大正時代?初めて聞くな... [備考] ※参戦時期は死亡した後 【我妻善逸@鬼滅の刃】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本行動方針 元の場所に帰りたい! 1 又兵衛さんと行動する 2 マジで戦国時代の侍なのか... 3 平成時代って何!?初めて聞くんだけど! [備考] ※参戦時期は無限列車編後
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子の曰わく、小子、何ぞ夫(か)の詩を学ぶこと莫(な)きや。詩は以て興こすべく、以て観るべく、以て群すべく、以て怨むべし。邇(ちか)くは父に事(つか)え、遠くは君に事え、多く鳥獣草木の名を識(し)る。 (先生がいわれた、「お前たち、どうしてあの詩というものを学ばないのだ。詩は心をふるいたたせるし、ものごとを観察させるし、人々と一緒に仲よく居らせるし、怨みごともうまくいわせるものだ。近いところでは父にお仕えし、遠いところでは君にお仕えする、鳥獣草木の名まえもたくさん覚えられる。」) 『論語』陽貨第十七
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yuya氏が作成した東方についての漢詩文まとめ。 酔仙乃幻 月下一美妃 欲逢迷妖宴 九尾奏玄象 二又舞胡旋 帰我弾泡影 戻現醒夢幻 唖惜逃甘露 唯我待再縁 月下、一美妃、逢うを欲し妖宴に迷う 九尾玄象を奏で、二又胡旋を舞う 我に帰りて泡影弾け、現に戻りて夢幻醒める 唖、惜し、甘露を逃す、唯我再縁を待つのみ 月の下に美しい婦人がいるという、逢おうと思って行ってみたら妖怪の宴に迷い混んでしまった。 九尾の狐が玄象(有名な琵琶の名器)を奏で、二又の黒猫が胡旋(ペルシアの激しく回る踊り)を舞っている。 ふと、我に帰ってみると全ては夢、幻のように消え去ってしまった。 嗚呼、惜しいことをした、私ということが甘露のような美酒を逃してしまうとは、ただ私は再会の縁があることを待ち望むことしか出来ない。 闇妖哀歌 欲君為其肉 求君為其肝 然舌不至満 然胃不達歓 何為痛吾胸 何以伝吾嘆 既君溶我腹 莫解人喰潸 君を欲するは其の肉が為、君を求めるは其の肝が為、 然れど舌は満ちるに至らず、然れど胃は歓するに達せず 何為れぞ吾が胸は痛み、何を以て吾が嘆きを伝えん 既に君は我が腹に溶け、人喰いの潸を解するものは莫し あなたを欲しいのはその肉を食べたいからのはず、あなたを求めるのはその肝を貪りたいからのはず、 それなのに私の舌は満足に至ってくれない。それなのに私の胃は歓びに達してくれない。 どうして私の胸は痛むのだろう。どうやってあなたにこの嘆きを伝えたらよいのだろう。 あなたはもう、私に食べられてしまったというのに。 人喰い妖怪の流れる涙を理解してくれる人はもうだれもいない。 双月宴 肴酒眺月湖 双鬼倣太白 酔友割天月 酔我砕湖核 舟壊即沈々 共笑又拍々 不亦宴楽乎 揺杯映三角 肴酒眺月湖 朱杯映三角 酔我割天月 酔友砕湖核 舟壊即沈々 共笑又拍々 不亦宴楽乎 溢酒笑太白 無題 古城鄙無訪 唯月明其跡 地獣数幾星 天梟数幾礫 塞心故其禍 閉門故其寂 今者不有知 独時待其幎 古城鄙びて訪れるもの無し、唯月のみ其の跡を明かる 地獣幾星を数え、天梟幾礫を数う 其の禍故に心を塞ぎ、其の寂故に門を閉じる 今者知るもの有らざるなり、独り時のみ其の幎を待つ 氷精凱歌 在故我最強 今無強於己 遇蛙則凍遊 遭人則惑嬉 誇力勝人妖 矜賢破神鬼 我夢正幻覇 故将進明日 在るが故に我最強なり、今己より強きものは無し 蛙に遇いて則ち凍らせ遊び、人に遭いて則ち惑わせ嬉ぶ 人妖に勝ちて力を誇り、神鬼を破りて賢を矜ず 我が夢正しく幻の覇なり、故に将に明日へ進まんとす 私が私であるから最強なのだ、今私より強いものは存在しない 蛙を見つけては凍らせ遊び、人に遭っては惑わせて喜ぶ。 人間や妖怪に勝って力を誇り、神や鬼を撃ち取って賢さを誇る そんな私の夢は正に幻想郷の覇者である、だから未来に向かって進んで行くのだ!
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【名前】 ヴァレンタイン=マサライ コードネーム「毒蛇(ドゥーショー)」 【疾患名】 動物偏愛/ズーフィリア 【所属組織】 華僑/蛇頭 体力4 敏捷6 知力4 感受2 器用4 ≪大アルカナカード:悪魔≫ 【疾患者カルテ】 中国華僑に雇われた疾患者。数々の著名人を必ず逃さずに暗殺してきた。それらを呪術と自称し、「魔女」を名乗っている。彼女に睨まれた者は全て蛇に噛まれて死んでいる。 その能力は動物との対話能力であり、鳥やら猫やらネズミやらを通して蛇へと依頼をする形を取っている。華僑に雇われている、というものの実は古くからの知り合いがいる為、無償で力を貸しているに過ぎない。 【履歴】 ロシアと中華のハーフで、生まれはロシア、育ちは中国の16歳。 性別は不明であり、実は男だろう、いや胸は小さいが女だろう、と噂が後を絶たない。 発症は7歳の頃。6歳より前の記憶がなく、噂によると中国の組織のどこかに両親を殺され、強制的に孤児として引き取る形になったともいわれている。 孤児である間に武術者の青年にお菓子を恵んだりされてる間になつくようになるが、他の人物へは一部を除いて懐くことはほとんどなかったという。 7歳の頃にその青年が修行の旅に出たことで人見知りは加速。人のあまり来ない危ない雑木林の中に一人でいることが多くなった。 その雑木林で毒蛇と遭遇。噛まれてしまい毒に蝕まれて死にかける。 人が運よく駆けつけて一命を取り留めるものの、左目は毒の影響で色素が抜け、その周りには醜い痣が残ってしまう。 その後も雑木林に足を踏み入れるのはやめず、そのころから異変に気付き始める。人がいなくても声が聞こえてきて、誰の声だろうと周りを見渡せば、あの時噛んできた毒蛇が話しかけてきていたのに気付く。 それを切っ掛けに動物との対話が可能だと知り、人込みよりも自然を好み、気づけば動物の知り合いがいっぱいできた。 華僑につながる蛇頭へ目を付けられたのは10歳の頃。不自然なほどに動物と意思を交わす様子から疾患者だと気づかれ、雇用へとつながる。 最近チョココロネがお気に入りらしく、よくパン屋にも顔を出すようになる。 また、昔の癖からか奢ってくれたり食べ物をもらえたりすると気を許す一面もある。 思考は結構野性的で、気に入った相手はとことん遊びつくそうとする。そしてじゃれつかれると危険。 じゃれつかれた人は結構な確率で怪我をするため、疾患者や相当丈夫な人じゃなければ、あまり近づく人はいないようだ。 性別はパッと見不明ではあるが、実は女。胸は申し訳程度にあるし、細く華奢な体躯を隠せるように緩めの衣装を着るようにしているようだ。 身長167cm 体重???
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(投稿者:マーク) 「あん?Gなんかいねえじゃねえか」 リューマがぼやく 銃声の聞こえた場所にいってみてもGどころか襲われた形跡すらない いたのはニヤニヤと笑う複数の男とよくわからない何かの装置 「へへへ やっぱメードってのはバカだぜ、こんな簡単な手に引っかかるんだからなぁ」 そんな声が聞こえた瞬間突然体の力が抜けアイラたちは地面に膝をついた 「・・・・な・・・・・に・・・・・?」 ジュリアが驚愕の声をだす だが声を出すことすらもつらそうだ 「・・・・・・・・・どういうことだ?」 アイラが男にたずねる ふと周りを見渡せばいつの間に湧き出たのか取り囲まれ銃を向けられていた 「まだわかんねえのか? お前らはもうすぐオレらの慰安婦になんだよ 男は臓器売買にでも使っちまうがなぁ」 そういいながら隣の機械をいじる 「これはなコアの活動を強制的に半停止させられる優れモンでなぁ、半分の出力でこれだ、最大出力ならどんなメードでもあっという間に気絶して目覚めれば・・・人間以下だ」 ニタニタと笑いながら言う 「一気に7人も”商品”が手に入るとはな しかもそのうち女が4人も手に入る」 と テントのほうを見てから 「いや・・・さっきのガキも含めれば5人だ 当分女にはこまらねえなぁ くくく」 そういい値踏みするように視線を向けるそれにメリルは思わずジュリアのコートにしがみついた 「それにあの魔女は社会的には犯罪者だなにをしたって許されるんだよ」 「・・・・・・てめぇ」 リューマがうなる、完全に堪忍袋が切れている様子だ 「メードはジークフリートだけで十分ってお考えだからなぁ”皇帝派”は」 そんなリューマには全く気付かずべらべらとしゃべる続ける 「なるほど、最近メードの失踪が相次いでいたのはこういう事か」 アイラが無表情で言う だがその目には明らかに激しい怒りが宿っている 男は気圧されたがすぐに 「そんな目で見られても怖くもなんともねえなぁ」 下品な笑い声があたりに響く そうだ確かに彼らは圧倒的に優位にたっている 「それじゃあ あばよキツ目の姉ちゃん 次に目覚めるときはベッドのうえだぜぇ?」 そういってマシンを起動させようとする 確かに彼らはそのとき圧倒的に有利な立場にいた その装置が発動すればアイラたちを完全に無力化させられただろう 「所詮メードは俺らの金もうけの商品なんだよ!!!」 そう叫んだ 彼は勝利を確信していた ---だが彼はミスを犯していた。それも取り返しのつかないミスを 突然彼の周りから悲鳴が上がりあっという間に彼から離れてゆく ---それは 「ん?」 ふと男は後ろに気配を感じて振り返り一瞬で表情が強張りあわてて逃げ出そうとする ---すぐ後ろに一体のGが迫っていたことに直前まで気付かなかったことだ Gはそんな男をあざ笑うように間合いを詰め頭をその手でつかみ持ち上げ機械的に頭を握りつぶすと同時に それをコア無力化装置にたたきつけ破壊した To be continued
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【やあ、私はリスリー。リスリー・ジョーンズ。この魔映写映像を見ている君は、 もっと世界のことを知りたいと思っているようだね。聞かずともわかるさ、 この映像を見ている時点で探究心が少なからずあると分かっている。 今回は、この遺跡の全貌を映していこう。これからは、この映像に出している字幕ではなく、声で喋ろう。】 「んん、おほん。改めて、私はリスリー。ちまたでは博士とか言われているが、私にまだその称号はもったいないと思う。」 「今回は、この不思議の国の遺跡の一つ、ヴィ・ガッタの祠の全貌を見せよう。」 「既に魔力供給は止まっているはずなのに、まだ動いている魔動機械など、謎が多い祠だが、」 「全ての部屋は探索され、宝などももう回収してある。不思議の国に住む魔物たちに殺されたくなければ、近寄らないことだ。」 「さて、では中に入ろう。」 こうして、リスリー博士は祠の中に進んでいった。 「うむ、いつ見ても神秘的だ。未だに動いている歯車、謎の機械…興味をそそるものばかり。」 周りを見渡せば、機械が大量にある圧巻の光景。この祠にリスリー博士が興味を持ったのもうなずける。それに… 「やはり、これは特に興味がある。マスケット銃やショットガンとも違う、壁にかけられた銃…」 そこにあったのは、ロクシアにあるはずのない、アサルトライフルであった。 「ふむ…ロックがかかっているのか、取り外せた試しはないが…いつか回収したいものだ。では、次へ行こう。」 そういうと、別の部屋に向かい始めるリスリー博士。入った部屋には、機能を停止したロボットたちだった。 「このロボットたちの腕を見てみろ。これは恐らく取り付け型の銃。古代には兵器としてロボットが使われていたことがわかる。」 「それに、この部屋には…」 すると、部屋に一人、何者かが入ってきた。入ってきたと同時に、その人物は、 「この祠に…僕の元の世界の物が…あるらしいですけど…どこかな…」 と口を開く。その言葉にリスリー博士は 「ん、君は誰だい?何か興味深いことを言っていたが…」 と返す。そうすると一瞬驚いたそぶりをしたその人物は 「あ…気にしないでください、ひとりごとです。」 と言う。しかし、リスリー博士はその人物があるものを持っていることに気付く。 「君…それは魔銃…?いや、引き金があるし…少し渡してくれ、調べたい。」 そこのことを口に出すリスリー博士。その人物は目に見えて動揺したそぶりを見せ、 「あ…こ、この相棒は渡せません…お引き取りを…」 と言い、部屋から、祠から出ていった。 気を取り直して、リスリー博士は説明を続ける。 「…ああ、そうだったね。この部屋には、何やらエネルギー発生装置のようなものがあるんだ。」 そういい、何かの発電機のようなものを指さす。そして口を開く。 「あれは、何やらエネルギーを発生させ、機械を動かすことができるもののようだ。今も動いていて、それが魔力の代わりになってるんだと思う」 得意の想像力で仮説を立てる。 「この祠はとても狭く、最初の広間とここだけしか部屋がない。と言うことで、この映像はココで終わりだ。」 「だが、本当の学びは君たちの体で行え。本や、映像を見るだけでは真の学びにはならないぞ。」 完 ロクシア探求記 第一章 目次に戻る
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基本的なこと 報告は本当に重要なのでどんな些細なことでも必ずする。 足音、銃声、投げ物etc 死んでも自分をキルした相手の報告をして終わりではなく他人の視点で観戦してて報告するべきものは報告する。特に交戦中の味方は撃ち合いに集中して報告を忘れることがよくあるのでそういう場合は大切。 無駄な会話をしない フリーズタイムに雑談をしない。buyかecoか、どう展開するか等を話し合う時間。 C4がドロップすると全員で囲む Tの目的はC4を設置することなのでC4が落ちるとキープしない限り必ずC4を拾いに来ます。 なので全員でC4を守れば拾いに来た敵を処理しやすくなるのでよほど守りにくい場所、CTにとって不利な場所で無い限りはC4ドロップ報告を聞いたら寄るようにしましょう。現在交戦中であっても、一旦引いてしまえば必ずC4を拾いに行かざるを得ません。無理にその場で倒そうとせず拾いに来たところをキルする手があることも忘れないで下さい。 複数人で戦える場合は必ずカバーし合える位置で(少人数の時ほど重要) 必ず一人だけでキルしに行こうとしないこと C4を所持している状態でむやみに姿を晒さない、制圧しに行くとき以外はC4を安全圏に落としておく C4所持した状態で突っ込んでキルされて敵陣のど真ん中にC4を落とすのは最悪のパターン 基本的に最後尾の人がC4を持つ、ラッシュする時などは万が一の裏とりに備えて後ろから2人目辺りが持つといいかも C4設置後は無理に撃ち合う必要無し極限まで時間を稼ぐ 設置後の目的はキルではなくあくまでC4爆破なのでなるべく死なないように心掛ける。 せっかくロング設置等守りやすい場所に設置してもA坂に残ったりcatやmidに狩りに行ってキルされるのは絶対に避けること。何のためのロング設置なのか分かりません。投げ物などをフルに利用して必ずロングに引きましょう。 投げ物を使う 使い方が分からなければとりあえずフラッシュとHEは敵が居そうな場所Aトン、cat、Bトン、mid等に投げるともしそこに敵がいるとそれだけで少し時間が稼げる。やむを得ない状況以外は決して味方に食らわせないように。 スモークは使いドコロが難しいと思う人が多いけど例えばT側だとAのT字やDDやBのドア等、CTだとラウンド開始時にDD、広場からBトン出口等。 キットを買う 金に余裕が有るのに買ってない人がたまに居るけど買えそうなら買うこと。持ってない人は持ってる人が死んでキットを落とした時に拾うように意識する、キット落とした人は落としたことを報告。もちろん無理はしないこと。もしC4解除間に合いそうに無くても周りを見渡せば解除キットが落ちているかもしれません。 反省会をする 集まる→試合→解散 の流れが多すぎます。折角demo関連のシステムが充実しているので反省会をしてもっとお互いにダメ出しして悪い所は改善していきましょう。
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前ページ次ページS-O2 星の使い魔 『アイツは、英雄様の息子だからねぇ』 哂い声が、聞こえる。 人は誰も、己の持たぬものを羨望するもの。 聞き飽きたはずの嫉妬とやっかみ。 しかし、向けられ続ける悪意を受け流すには、少年は若すぎた。 『違う! 僕は僕だ!』 反発する声が、聞こえる。 人は誰も、一度は己に刻み込まれた運命を呪うもの。 恵まれているはずの自分の出生。 しかし、それを与えられるままに満足するには、少年は聡明すぎた。 『……あまり周りの言うことなんて気にするな』 優しい声が、聞こえる。 人は誰も、信じるに値する人物が世に存在するもの。 けれど、その優しささえもが重く、苦しい。 人の真心を素直に受け入れるには、少年は幼すぎた。 『僕は、地球連邦軍ロニキス・J・ケニー提督の息子というだけの人形じゃない!!』 叫び声が、聞こえる。 人は誰も、一度は思い願うこと。 誰かの付属品としてではなく、己自身の価値を誰かに認めて欲しい。 しかし、それを叶えるには、彼の父親はあまりに偉大すぎた。 誰も近寄るな。 誰か近くに居てくれ。 相反する二つの思いを抱える少年。 やがて夢は形を変え、影が少年の肩を抱きしめ、包み込む。 「──────ッッ!」 言い知れぬ不快感に襲われ、少年は全身を振るって影を振り払う。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 沈黙。 何処までも高く、青く澄み切った空から太陽の光が穏やかに降り注ぐ。 その下で、自分が座り込んでいるのを理解するのに数秒。 腰の痛みから、転んで軽く打ち付けでもしたのだろうか。 鼻の奥をくすぐる芝生と土の匂い。 彼にとっては決して馴染み深いものではなかったが、 これらの感触が、決して今の状況が夢の続きの類ではありえないと確信させる。 これも生き物のサガか。 (ここは……一体……!? そうだ、僕は惑星ミロキニアの調査を……ぐっ!) 自分の行動、そして置かれた状況に思考が回りかけるも、頭痛に遮られる。 軋む頭蓋骨の中で、次第に少年の脳細胞はシナプスを繋ぎ、記憶を再生させていく。 父親への反発心から、まともに調査していない機械に近づいたこと。 死んでいたと思っていた装置が突然作動し、その発動に巻き込まれたこと。 銀色の光に包まれ遠のく意識の狭間で、父が自分の名を呼んでいたこと。 そして、今の自分は、きわめて異常な事態におかれていること。 目の前には桃色の髪の少女がキョトンとした表情で尻餅を付いている。 どうやら寝惚けた勢いで突き飛ばしてしまったらしい。 その服装は旧西暦における中世欧州をモチーフとしたもののように思われた。 言い換えれば、典型的な未開惑星の住人の服装ということ。 周りを見渡せば、これまた絵に描いたような服装、服装、服装。 これはあれか、ロストテクノロジーの気紛れで、未開惑星に空間転移してしまったということか。 (……なんてこった) 蛮勇の代償は、相当に高くついたようだ。 しかも、これだけ現地民がいては当面通信機も使えそうにない。 「──────ハッハハハハッハハハハハハ!」 さて、状況は少年の思考がまとまるまでの時間を与えることは無かった。 周囲から巻き起こる爆笑の渦。 笑い声の中に混ざる言葉の意味は理解できないが、そこに秘められた意味は容易に理解できた。 すなわち、剥き出しの悪意。 自分も散々受けてきたものと同質のものだ。吐き気がする。 もっとも、自分はここまで直接的に向けられていたわけではないけれど。 何にせよ、どうやら人間という生き物は未開惑星人であれ文明人であれ、どこもさして変わらないらしい。 目の前の桃色の髪の少女が顔を真っ赤にして言い返し、後ろに佇む禿頭の男に何かを申し出る。 彼女の態度が他の人間に向けるそれと明らかに異なることから、何らかの権威ある人物なのだろうと少年は推測した。 改めて周りを見渡せば、彼女を囃し立てる人間は誰もみな自分と同じくらいか、自分より少し年下くらいの男女ばかりだ。 その中で禿頭の男は、壮年から中年といったところ。 なるほど、ここは学校で彼は教師かな。 そんなことを考えていると、件の桜色の髪の少女が溜息を一つついてこちらに向かってくる。 そして、集中した様子で何かを口ずさみ、杖が振られる。 (まさか、紋章術の詠唱か!?) とっさに思い至り身構えるが、この状況で自分が攻撃されるとも思えない。 そして何よりも、先ほど寝惚けて彼女を突き飛ばしてしまったことへの罪悪感が、彼の初動を遅らせた。 で、その結果。 「は、は、初めてだったのにぃぃぃぃぃぃ~っ……!!」 (僕も初めてだったんですケド……) 恙無く、契約の儀は完了した。 頭を抱える少女と少年を残して。 そして、その数秒の後。 「─────っ、が、ああッ!?」 「ああ、大丈夫よ。使い魔のルーンが刻まれているだけ。すぐに落ち着くわ」 焼け付くような痛みに悶絶する少年を尻目に、桜色の髪の少女はこともなげに言い放つ。 果たして、痛みはじきに消えた。 もっとも、事情を説明されずに焼印を押されるような感触を味わうのは精神衛生上よろしくない。 せめて一言くらい説明してくれればいいのに。口を尖らせる少年であった。 そして、彼の左手に残されたのは、少年の知識に無い紋章。 紋章学にはそれなりに知識のある彼ではあったが、このような文字の配列は見たことが無かった。 「終りました、ミスタ・コルベール」 「ふむ、珍しいルーンですね。では皆さん、教室に戻りますよ」 ああ、思ったとおりやっぱりこの人は教師だったんだ……などという気の抜けた考えは、 次の瞬間に目に入ってきた光景によって根こそぎ吹き飛ぶ。 呪文とともに、人が飛びあがる。 何でもないことのように、まるで自転車か何かに乗るかのように! (馬鹿な、個人レベルでの飛行能力……しかも、あの様子からして重力制御か!? 特別な機関を使っている様子も無い、未開惑星があれほどの技術を持っているなんて!) なにやら他の生徒たちがやいのやいのと囃し立てているが、さっぱり耳に入ってこない。 目の前の光景が理解できないながらも、自分が異世界にいることを実感しつつあった。 そして、残されたのは二人。 「……」 「……」 顔を見合わせる。 沈黙が重い。 「え、ええっと……」 耐え切れなくなったのは、少年の方が先だった。 「……君は飛ばないの?」 「う、うっさいわねえ! そ、そうよ! あんたから色々と話を聞かなきゃいけないでしょ! どうせあんたも飛べないんでしょ、途中で色々聞かせてもらうんだから!」 「あ、ああ、なるほどね」 「そうよ! ……で、あんた、名前は?」 「あ、うん、ごめん。そうだね、僕は─────」 そこまで言いかけたところで口篭る。 息が詰まる 心臓が高鳴る。 手に汗がじっとりと浮かぶ。 大丈夫、知っているわけがない。 ここは未開惑星なんだから。異世界なんだから。 でも、もしかしたら。 9割9分9厘ありえないことだとわかっていても、恐れずにはいられない。 それほどまでに、彼の父は大きすぎる人間なのだ。 「─────クロード・C・ケニー」 窒息しそうになりながら、内臓が飛び出しそうになりながら、味気も飾り気も無い自己紹介を済ませる。 その名を聞いても、彼女は一つ鼻をフン、と鳴らしただけだった。 少なくとも、彼女が父の名を知らないのは間違いないらしい。 安堵と開放感、そしてほんの少しの寂しさから口元が微かに緩む。 「……何笑ってるのよ、気持ち悪い」 「ああ、ごめん」 さっきから謝ってばかりだな、僕。 「私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。ルイズで良いわ」 彼女は胸を張って、そう名乗った。 前ページ次ページS-O2 星の使い魔